痛い目に合うことを覚悟している私個人の実体験レポートです。
長期的な資産運用を目的としています。
マメに売買するつもりはありません。
当然、デイトレーダーの視点とは異なります。
空売りやレバレッジには怖くて手を出せません。
真似しても構いませんが、自己責任でお願いしますね。
銀行の金利って、安すぎると思いませんか?
私は銀行に対して「利子よりも手数料の方が高くつく」疑惑を抱いてます。
確かに、元本が保証される銀行預金は安全に見えます。
でも、インフレになればお金の価値は下がりますから、本当に安全かというと怪しいですよね。
この世にノーリスクの資産など存在しないのに、恐ろしいほど低金利の銀行預金に自分の資産を集中させてもいいものか?
そう思って手を出したのが、外貨と株です。
もちろん、ある程度のリスクは覚悟して・・・。
【初めての外貨】
私が外貨預金を始めた時は、米ドルが120円くらいでした。
当時は、日本よりも金利の高い国ばかりでした。
よくわからないまま、米ドル・ユーロ・豪ドル・NZドルを少しずつ購入。
「下がったら下がったで、海外旅行に行く時に使えばいいかな。」とも思っていました。
しかし、買った後の円高っぷりは、半端じゃなかったです。
大損です。
米ドルが80円を切るなんて・・・。
当たり前ですが、円高なので米ドル以外の外貨も安くなってしまい、かなりの損失です。
正確には含み損ですが、本当に泣きそうでした。
海外に行くことなんて、めったにありませんし・・・。
仮に行くにしても、80円で交換できる時に自分だけ120円で買ったドルを使うのは、やっぱり損した気がします。
というわけで、「海外旅行で使うから下がっても平気」説は却下です。
平気どころか、動揺しまくります。
結果的には、長期間の塩漬けを経て、景気対策のアベクロ・バズーカもあり、ようやく米ドルが120円に戻りました。
ホッとしましたが、長い時間をかけて元に戻っただけですから、資産運用としては落第点です。
これを教訓に、為替相場で儲けるのは諦めました。
私には、相場を読むセンスがありません。
今は各国の金利も安いので、利殖を期待するのも難しそうです。
ただ、飛び抜けて低金利の日本円と心中するのは、やはり避けたいところです。
そこで、外貨は「為替相場で儲けるものではなく、日本円の価値が下がった時に困らないように資産として持っておくもの」という考え方に落ち着きました。
【初めての株】
私が株に手を出したのは、リーマンショックが一般紙の一面を飾った頃です。
なぜなら、私が支持しているのは「*暴落記事が一般紙(日経以外の新聞)の一面を飾った時が株の買い時」説。
相場が暴落した時は、優良企業の株価まで下がります。
配当金や株主優待も、安い時に買った方がお得です。
通常の相場に戻った時に、売るも良し、配当金で長期的に増やすも良し。
そう思って買いましたが、リーマンショックは強烈でしたね。
買った後も下がるし、底も見えないし・・・。
日経平均が8千円を切るなんて・・・。
長期的な運用を目的としているとはいえ、自分の買った株が下がると泣きそうになります。
安倍政権になったあたりから株価が回復して、本当に助かりました。
私の独断と偏見による基準は、*日経平均12千円、米ドル100円です。
全く根拠はありません。
自分の基準に従い、12千円くらいになった時にほとんどの株を手放しました。
その後、24千円まで上がりましたけど・・・。
買い時以上に売り時は難しいですね。
高値で売り抜けることはできませんでしたが、相場を読むセンスのない素人の私でも資産を増やすことができたというのも事実。
もちろん無配当の株もありますし、ピンキリですが、雀の涙ほどの銀行金利に比べると、配当金の方がはるかに高く感じます。
定期預金や為替相場よりは、株式投資の方が資産を増やしやすいのではないでしょうか?
「リスクはあります」けど。
【2020年3月10日】
コロナウイルスの影響で、相場が荒れ始めました。
まさに、買い時!
まだ*日経平均株価2万円を割ったところですので、高いといえば高いです。
そんなに大騒ぎする必要は、ないかもしれません。
米ドルは100円近くまで下がってきたし、外貨も割安感がありますね。
しかし、優良企業の株まで暴落しているのは見逃せませんね。
とりあえず今日のところは、まだ怖いので・・・。
空いているNISAの口座に、投資信託を放り込んでみることにしました。
配当が高くて、人気がありそうなのを適当に2つ選択。
※私が勝手に買うだけです。あくまでも自己責任でお願いしますね。
個人投資家の逆張りは、深手を負う可能性が十分にありますのでご注意下さい。
2020年3月時点の独断と偏見
〇基準は、日経平均株価12千円、米ドル100円前後。
○為替相場で儲けるのは難しいが、資産分散の選択肢には外貨を入れておく。
〇暴落記事が一般紙(日経以外の新聞)の一面を飾った時が株の買い時。
〇元本保証もなく、高値で売り抜けるのは難しいが、資産運用の選択肢に株は入れたい。
長期的に預金するなら銀行よりも株? 2